インアウトドアの家
どんなに快適で住みやすい家があっても、人はやはり外に出て風や光、草木の息吹を感じたいものです。
そこでこの住宅では、リビングから外の自然にスムーズにつながるよう、大きく張り出した軒の下にウッドデッキを設けました。
広々としたデッキは、朝のコーヒータイムや夕暮れのくつろぎにぴったりで、家の内部空間と外部空間を自然に一体化させます。
軒の高さや奥行きは、日差しや雨を程よくコントロールするために設計され、夏は光を遮り、冬は柔らかい光を取り込むなど、快適性にも配慮されています。
周囲の視線や道路との距離感には木製フェンスが活躍。
絶妙な高さに設計されたフェンスが、外部からの視線をさりげなく遮りながらも、圧迫感を与えず、デッキや庭に開放的な雰囲気を保ってくれます。
また、素材の温かみや木目の表情が、家のナチュラルな雰囲気をさらに引き立てます。
こうして内と外がつながり、家の中に居ながらも季節や天気の移ろいを身近に感じられる、心地よく、開放感あふれる暮らしの場が実現しました。