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キッチン中心の抜け動線と坪庭のある平屋

家の中心にはキッチンを据え、
家事や食事の支度をしながらも家族の様子や空間全体を見渡せるよう、
視線の抜けと動線に丁寧に配慮した計画としました。

キッチンに立つと、正面にはリビングとテレビが自然な距離で広がり、
家族のコミュニケーションが生まれやすいレイアウトに。
リビング・ダイニング・キッチン（LDK）はひとつながりでありながら、
それぞれの居場所に心地よい抜け感と明るさを感じられるように設計しています。

さらに、LDKの一角には小さな坪庭を設け、
季節の光や緑が室内にやわらかく届くようにしました。
朝や夕方の光の移ろい、風にそよぐ葉の音が
日常に穏やかな変化をもたらしてくれます。

リビングの南側には目隠し塀を設置し、
外部からの視線をやわらかく遮りながらも、
採光や風通しはしっかり確保。
外の緑や空の明るさを感じつつ、
家族だけの時間を安心して過ごせるプライベートな空間としました。